心理学入門6 境界線について

前回の最後にお話しました境界線について

説明していきます。(*^-^*)

 

境界線とは何かというと、

自分の安心できる領域と他人との境目のことです。

そこに丈夫な壁などがあったら安心ですね。

人に文句を言われたり、批判されたりしたときに

ひどく傷ついてしまったり、自分を責めたりしてしまう人は

境界線が薄い人だったり、ない人だったりします。

安心領域まで相手を入れてしまっています。

 

別の言い方をすると、他人軸になっていると言います。

他人の気持ちを優先して考えてしまっています。

 

境界線が薄い人は自分が相手の敷地に入ってしまうこともあります。

プライベートなことを平気で聞いたり、言ったりして

嫌がられたりすることも。

 

自分のお家の庭に他人が入ってきて

文句を言われたら怖いですよね?

境界線をはっきりさせて、壁を作ることです。

壁のむこうで文句を言われても怖くないですよね。

 

子どもの頃は境界線なんてないので、

言いたいこと、思ったことをそのまま言ったり、

相手の傷つくことも言ったりしてしまいます。

喧嘩したり、怒られたりしながら

相手との距離や付き合い方など学んでいきます。

相手の立場に立って考えたり、いろんな角度で想像することが必要です。

 

でも、それには心が安心していないと

自分のことばかりになってしまいます。

相手のことまで考えられないのです。

安心できない家庭で育った子は

境界線が薄いまま大人になる人が多いです。

 

でも、今からでも遅くありません。

自分を受け入れて愛情を注いで

心から安心していきましょう。

そうすると、

自分は自分。他人は他人。

と壁をしっかりつくることができますよ。

 

~心理学入門7 自分軸と他人軸へ~