これまでのお話を振り返って、気づくことはありませんか?
生きづらい人のパターンは
1.潜在意識はどうやって作られる
→小さいころの体験からトラウマができる
→トラウマから自分独自のフィルターをかける
2.潜在意識の刷り込みによって
→境界線ができていないので他人軸の人生になる
→本当の自分に気づいていないため、気づかせるために
嫌なことが目の前に現れる。
→悪循環になり生きづらくなる。
このようなパターンが多いです。
小さいころのトラウマに原因があることがわかりますね。
小さいころは相当なショックだったかもしれませんが
大人になって、大人の視点で見たら別に自分が悪いわけでもなく
そこまで恐れることではないことが多いのです。
でも、潜在意識には子供の時の感情が残っています。
感情は体に溜まっているという説もあります。
なので、トラウマを連想させるような出来事があると、
過剰反応で
子どものころの感情が沸いて出てきてしまいます。
その瞬間だけ、子どもに戻ってしまっているのです。
例えば
ある男性は、子どものころは母親に
ダメ出しばかりされて育ちました。
「片付けもできないの?」とか「どんくさいね~」とか
いい成績をとってきても、「たまたまなんじゃないの?」
などと言って認めてくれませんでした。
大人のなり結婚した時に、妻に「それは違うんじゃないの?」
と指摘されるとありとあらゆる理由を説明して、
認めさせようとしました。
子供のように言い訳も多く、時には大声で怒鳴り、
力づくで認めさせようとします。
妻は普段とは別人のような夫に違和感を感じました。
この男性は、子供のころのトラウマで
無意識ですが子供に戻っているのです。
認められないことへの恐怖が沸いてきています。
(本人は自覚はないです。)
このように、子供のころの抑圧した感情を
たくさん持っている人ほど
子供のような行動や言動を起こします。
精神年齢(魂の年齢)が低いと言われるような人です。
精神年齢が高い人とは ・・・
自分の気持ちも相手の気持ちもわかる。
感情をコントロールできる。
物事を俯瞰で見ることができる。
余裕がある。
精神年齢が低い人とは ・・・
思ったことを真っすぐ伝える。
相手の気持ちがわかりにくい。
感情に振り回される。
自分中心の視点。
余裕がない。
精神年齢が低い人が悪いと言ってるわけではありません。
それでも幸せに暮らしていればいいのですが
多くの方が生きづらくなっているのではと思います。
潜在意識からの無意識の反応なので
なかなか気づくのが難しいのですが、
カウンセリングで気づいて制圧した感情を
開放してあげると軽くなりますよ。(*^-^*)