心理学入門8 精神年齢(魂の年齢)

これまでのお話を振り返って、気づくことはありませんか?

 

生きづらい人のパターンは

 

.潜在意識はどうやって作られる

→小さいころの体験からトラウマができる

→トラウマから自分独自のフィルターをかける

 

.潜在意識の刷り込みによって

→境界線ができていないので他人軸の人生になる

→本当の自分に気づいていないため、気づかせるために

 嫌なことが目の前に現れる。

→悪循環になり生きづらくなる。

 

このようなパターンが多いです。

小さいころのトラウマに原因があることがわかりますね。

小さいころは相当なショックだったかもしれませんが

大人になって、大人の視点で見たら別に自分が悪いわけでもなく

そこまで恐れることではないことが多いのです。

 

でも、潜在意識には子供の時の感情が残っています。

感情は体に溜まっているという説もあります。

なので、トラウマを連想させるような出来事があると、

過剰反応で

子どものころの感情が沸いて出てきてしまいます。

その瞬間だけ、子どもに戻ってしまっているのです。

 

例えば

ある男性は、子どものころは母親に

ダメ出しばかりされて育ちました。

「片付けもできないの?」とか「どんくさいね~」とか

いい成績をとってきても、「たまたまなんじゃないの?」

などと言って認めてくれませんでした。

大人のなり結婚した時に、妻に「それは違うんじゃないの?」

と指摘されるとありとあらゆる理由を説明して、

認めさせようとしました。

子供のように言い訳も多く、時には大声で怒鳴り、

力づくで認めさせようとします。

妻は普段とは別人のような夫に違和感を感じました。

 

この男性は、子供のころのトラウマで

無意識ですが子供に戻っているのです。

認められないことへの恐怖が沸いてきています。

(本人は自覚はないです。)

このように、子供のころの抑圧した感情を

たくさん持っている人ほど

子供のような行動や言動を起こします。

 

精神年齢(魂の年齢)が低いと言われるような人です。

 

精神年齢が高い人と ・・・ 

自分の気持ちも相手の気持ちもわかる。

感情をコントロールできる。

物事を俯瞰で見ることができる。

余裕がある。

 

精神年齢が低い人とは ・・・ 

思ったことを真っすぐ伝える。

相手の気持ちがわかりにくい。

感情に振り回される。

自分中心の視点。

余裕がない。

 

精神年齢が低い人が悪いと言ってるわけではありません。

それでも幸せに暮らしていればいいのですが

多くの方が生きづらくなっているのではと思います。

 

潜在意識からの無意識の反応なので

なかなか気づくのが難しいのですが、

カウンセリングで気づいて制圧した感情を

開放してあげると軽くなりますよ。(*^-^*)